こんにちは、あかりです。
ご訪問頂きありがとうございます。
はじめに
- 子どもに「できる」を求めない
- 人と比べない
- 全部自分でやろうとしない
「楽な子育て」ってなんだろう?
わたしにとって「楽な子育て」で真っ先に浮かぶのは
「子どもにイライラしない子育て」です。
子育ては喜びと共に時にイライラを伴うものですよね。
子育て真っ最中のママは、日々ノンストップな育児の連続でついイライラを貯めてしまい怒りっぽくなるものです。わたしもその1人です。
そのイライラを子どもに向けてしまうことが、わたしにとって非常にストレスでした。
「つい勢いで怒鳴ってしまった」
「こんな小さな子にドスを聞かせた声出して、大人げない」
「ガミガミ怒ってばかりで疲れる」
ただ家事に追われるだけならば、終わらせた時にはむしろ爽快感すら感じるのに、子どもにイライラを向けてしまった時は、後悔と自責の念しか生まれません。
イライラしたまま子育てをしたくない
楽に楽しく子育てをしたい
今日は、わたしが楽な子育てを目指すためにやらない3つのことをご紹介します。
子どもに「できる」を求めない
子育て=立派な社会人になるまで育て上げる
もともとわたしの子育てに対して、こんなイメージを持っていました。だから、
- 時間の管理ができるように
- 自分の身の回りの管理ができるように
- 必要なペースに合わせて行動できるように
子どもがなんでも「自分でできる」ように、口酸っぱく何度も声をかけたり、それでもできないときは叱っていました。
そして「子どもを立派に育て上げなければいけない」という、ある種のプレッシャーを感じながら子育てをしていたように思います。
子どものうちなら直るはウソ?
ある日、わたしは1人の教育評論家の話にハッとしました。
生まれつきのもの(特性)をこどものうちに直すことは難しい。
生まれつきのものを直すには、強いモチベーション、かたい意志力、自己管理力、情報収集力、方法を工夫する思考力などが必要です。
子どもにはこういうものはありません。
親力|教育評論家・親野智可等のホームページ
こどものうちなら、教え続ければなんでも「できる」ようになると思っていたけれど、無理なんだ。
「できない」ことがあってもいいんだ。
なんだか、ずっと心にあったモヤモヤがなくなり、府に落ちた感覚になりました。
自分も「できない」まま大人になった
わたしの心の中にあったモヤモヤの正体は、
わたしだって出来なかったのに、子どもには「できる」を求めていいんだろうか
ということ。
わたしは子どもの頃から忘れ物が多い子でした。
宿題は忘れる、プリントは持って帰って来ない、体操着や上履きを忘れるのも日常茶飯事。
高校の時は、母が作ってくれたお弁当を何度家に忘れたことか。
結局、わたしの忘れ物グセは大人になるまで直りませんでした。社会人になってからは、自分でお弁当を作るも、やはり家に忘れて来てしまい、会社で何度もがっかりしていました。
ただ、この頃から自分の中で「お弁当を忘れない!」という意識がぐっと強くなりました。
せっかく自分で作ったお弁当が無駄になるのが悔しかったんでしょうね。忘れない工夫をし始めて、だんだんお弁当を忘れることが少なくなり、今では滅多に忘れなくなりました。
子どものころには母に何度注意されても直らなかったのに、大人になり
「強いモチベーション」、「かたい意志力」、「方法を工夫する思考力」
が発動して自己改造することができたようです。
「できない」ままでもいい
わたしもできないまま大人になったし(なんなら未だにできないし)、できないなりに工夫してなんとかやっている。
そこから、わたしは子どもに「できる」を求めることをやめました。なんだか肩の荷が下り、心が軽くなったのを覚えています。
もちろん「できる」ようになるよう、サポートや声かけはします。が、子どもの「できない」を認められるようになったのです。
うちの長男は、整理整頓が苦手です。
家庭学習をやり終わったら、すぐに次のことをやり始めようと飛んでいく。勉強机の上は全てやりっぱなしのまま散らかっています。
以前のわたしなら、整理整頓が「できる」ようになってほしくて
「また机の上ぐちゃぐちゃだよ!何度言ったらわかるの!」
と叱っているところですが、今は
「机の上ぐちゃぐちゃだよ 片付けようね」と声をかけています。
苦手なんだもの。できなくても仕方ない。
そう、わたしの意識が変わりました。
長男も、いつか強烈な自己改造力が発動するかもしれません。
気長に見守っています。
「できる」を求めることをやめると、子どもも自分も楽になる
子どもに「できる」を求めるのをやめた結果、子どもを叱る回数が激減しました。
わたしも子どもにイライラが減ったし
子どもも怒られることが減ったし
お互いストレスが減りました。
「子どもを立派に育て上げる」というプレッシャーからも解放され、今は、「子どもの生活をサポートしながら成長を見守る」という感覚で、以前よりも楽しみながら育児をしています。
もちろん、できないことは教えます。教えたことができないときは、声をかけます。
何度でも。何度でも。
それでもできないときは手伝ったり、やってあげることもあります。
「手伝ってもらっているといつまでも自立できない」などと固く考える必要はありません。
時期が来ればできるようになりますから大丈夫です。
親力|教育評論家・親野智可等のホームページ
この言葉もわたしの焦りをなくしてくれました。
手伝い続けてもいいんです。
いつか大きくなって手伝わせてくれなくなるまで手伝おう。
わたしの育児の荷を軽くしてくれた本
子育て365日 親の不安がスーッと消える言葉集 [ 親野 智可等 ]
人と比べない
子どもを別の子と比べない
子育てをしていると、どうしても自分の子どもを他の子と比べてしまうことがあると思います。
- 同じクラスの子と比べたり
- 自分の友達の子どもと比べたり
- 兄弟間で比べたり
- 自分の子どもの頃と比べたり
きっと、子どもの成長を願うからこそ、比べることで我が子の成長を確認したいんだと思うのです。
子どもの長所や得意なことを比べるならまだいい方ですが、どうしても我が子の気になる部分、弱点、苦手なことについて気になって、ついそこを他の子と比べてしまいがちです。
子どもは、常に全力で生きていて成長しているのに、弱点や苦手なところを比較されていたら、自信をなくします。
他の子とのネガティブな比較は、その子の自己肯定感を大きく下げてしまいます。
自分を他人と比べない
自分のことも、つい他人と比べてしてしまいがちですよね。
ママ友や自分の親、職場の子持ちの同僚・上司など、自分と比べてしまう対象は様々です。隣の芝生は青く見えるものです。
わたしはInstagramやYouTubeでレシピや献立、育児ハックなどを見るのが好きです。
自分の生活に生かせるものがないか日々物色しています。すると出会うのが、
- Instagram映えしている彩り豊かなゆうごはん
- 手際よく家事育児をこなすYouTuber
- 育児中でもおしゃれなインテリアに囲まれたきれいな部屋
InstagramやYouTubeって、一般の方の発信が多い分どうしても自分と比べやすくなってしまいます。
結果、比べて自分の評価を落としてしまわないように、これらは全てエンターテインメントとして、まるでテレビを見ているような感覚で、スクリーンの向こうと自分との間に一線を引くよう心がけています。
自分を過去の自分と比べない
わたしは子育てを始めて10年ほど経ちますが、ワーママ初心者の頃はよく過去の自分と比べて焦っていたように思います。
- 家事は以前のように思うように進められない
- 仕事は子どもの体調不良で休んでばかりでバリバリ働けない
- 大好きな趣味の時間もとれていない
小さな子どもがいたらどれもできなくても当たり前のことなのですが、
当時のわたしはそれがずっと続くような感覚で、もがいていました。
10年経った今も、末っ子がまだ0歳なので未だにどれもできていませんが…(笑)
それでも今は焦りはなくなりました。
子どもがもう少し大きくなったら、子どものことでたくさんお休みをいただいた分バリバリ働いて職場に恩返ししたいし、子ども達とスノボにも行きたいと思っています。
今は過去の自分と比べることはやめて、未来の自分に期待しています。
全部自分でやろうとしない
家事は毎日終わりなく続きます。
その上、子育てのタスクは子どもの年齢や生活環境によって変わっていきます。
離乳食作り、絵本の読み聞かせ、お手伝いの見守り、宿題の確認、家庭学習の丸つけ、習い事の送迎
子どもが小さいと必要なタスクは増える一方です。
そのため、抱えている家事・育児タスクのうち、手放せるものを1つずつ手放しています。
夫に任せる
- 洗濯(洗濯→干す→畳む→しまう)
- ゆうごはん後の食器を食洗機に入れる
- 育児タスクは状況を見ながら都度分担
- ゴミ捨て
子どもに任せる
子どもにも家事を分担してもらうため、少額ですが報酬のお小遣い制を導入しています。
報酬が発生することで、自分にできるお手伝いはないか率先して手伝ってくれます。
- 洗濯の補助(主に畳む→しまう)
- おつかい
- トイレットペーパーを使い切った時の補充
- トイレ掃除
- 食事の用意の補助(おぼんや箸の準備、盛り付けたお皿を運ぶなど)
- 下膳・テーブル拭き
他、通販で届く段ボールの荷ほどき&解体やネットスーパーで届いた購入品をキッチンに運ぶなど、子ども達は毎日大活躍してくれます。
機械や外部サービス
機械や外部サービスも率先して導入しています。
- ネットスーパーの活用
- 主な日用品の購入はAmazon定期便で自動化して管理不要に
- 子どものタイムキーパーとしてAlexaを活用(登校時間、就寝時間、ゲーム時間など多数)
- 料理はホットクック・ビストロを活用
- ロボット掃除機
- 食洗機フル活用
指一本で文句ひとつ言うことなく家事をしてくれる。時短家電さまさまです。
手放せる家事はないか常に探す
楽に楽しく育児をするためには、ママの家事負担の軽減は必須。
少しでも家事を手放し、子どもとのんびり楽しく過ごす時間を確保したいと思っています。
そのため、毎日の生活の中で、「やめられる家事」や「人(またはモノ)に任せられる家事」はないか常に探しています。
家事はママだけが背負うものではなく、「家族全員でチームになって取り組むこと」だと子どもにも伝えています。
家事が減り手が空いたぶん、ちょっとした休憩タイムをとったり、子どもと遊ぶのがわたしの楽しい育児のもとになっています。
最近は長男、次男と一緒にマイクラをするのが楽しみです。
まとめ:「楽な子育てを目指すわたしがやらない3つのこと」
子どもに「できる」を求めない
生まれつきのもの(特性)をこどものうちに直すことは難しい。
なんでも「できる」にならなくていい。
苦手なことは、声かけや必要な手伝いをし続ける。そして成長を見守る。
人と比べない
子どもを別の子と比べない。
自分を他人と比べない。
自分を過去の自分と比べない。
ネガティブな比較は自己肯定感を下げる原因になります。
全部自分でやろうとしない
家族に任せる家事。
機械に任せる家事。
サービスに任せる家事。
やめられる家事。
家事負担がママに集中していないか?家事は家族全員でチームになって取り組む。
外注や機械に任せられる家事、減らせる家事を日々探す。
いかがでしたか?
少しでもみなさんの楽で楽しい育児へのヒントになればうれしいです。
読んでいただきありがとうございました。
コメント・質問いただけますとうれしいです♪
コメント